ゆるーいAR



こんにちは。おひさしぶりです。
今回は、5月に開催されたものづくりイベント、
MAKE Tokyo Meeting 03
でも展示をしました『ゆるーいARマーカー』を紹介します。


実際に動いている様子はこんな感じ。


「ゆるーいAR」は、ARマーカーをフェルトと紙で作ったものです。

AR、というのは現実の風景とパソコンで作ったCGをリアルタイムで
ごっちゃまぜにするヴァーチャルリアリティの一種です。
現実の世界にはないものが、カメラを通すとあたかもそこに本当にあるように
見えたりする技術です。
魔法っぽいのです。

ARマーカーは、パソコンがCGを合成するときに目印にする、
模様の付いた板です。
白い紙に黒い模様が描かれたりします。

普通はフェルトを使って作ったりするものではないのですが、
手触りのあるものとCGを組み合わせてみようと思い、作ってみました。
現実世界との組み合わせですが、せっかくだから現実側は手触りのいい、
現実味のあるもので作りたかったわけです。フェルトとかそういうもので。

いい加減に作ったマーカーでも、
優秀な既存の技術”ARToolKit”のおかげで
ちゃんと正しく動いてくれました。
すごい。

マーカーは、紙の台紙に板フェルトをはさみで切って作ります。
タロタローグブログさんが詳しい記事を書いてくれました。
ありがとうございます! (
動画まで!)

あと、今月号(2009.8月号)の
CG World誌で紹介していただきました。

こんなページです。 103ページ。



こんな表紙です。見かけたらぜひ読んでくださいな。買ってね。